帯状疱疹予防に水痘ワクチンを!

帯状疱疹とは・・・

水痘ウィルスが原因で起こる発疹です。

発疹というと痒いイメージがありますが、帯状疱疹の場合は痛みのある水痘性の発疹が特徴です。

 

帯状疱疹になる人は必ず過去に《水ぼうそう》の既往があります。

水痘ウィルスに感染して症状が治まると水ぼうそうは完治しますが、ウィルスは体内に潜伏します。

 

健康体であれば症状は起こりませんが、

体力の低下や過労、病気、老化などで免疫作用が低下すると発症してしまいます。

 

発病者層は幅広く見られますが、主に50歳以上くらいから多くなり60歳以上の方が

全体の半数を占めていると言われています。

(糖尿病や膠原病・悪性腫瘍の治療中などで合併性があり、免疫低下のリスクがある方なども注意が必要です。)

 

また、核家族化により水ぼうそうにかかってる子供と接触する機会が少なくなった為、

ブースター効果(ウィルスにさらされることで免疫が追加される効果)が得られず、

1020歳代で発病したり2度以上かかる例が増えています。

 

水痘ワクチンの効果・・・

水ぼうそうの予防目的で接種されることはもちろんですが

水痘ワクチンを接種することで帯状疱疹の発症率を50%程にまで減らすことができるとされていて

仮にかかってしまったとしても症状が軽減するとされています。

 

また、日常生活ですら困難になってしまう帯状疱疹後の神経痛の発生率も

3分の1にまで減少することができると報告されていますので、事前の予防接種をおすすめします。

 

家族などが 水ぼうそうになった場合の緊急接種・・・

緊急接種とは『家族内感染・施設内感染・院内感染』などにおいて予防・蔓延(まんえん)防止目的で行います。

 

水ぼうそうは、麻疹と同様に感染力のある水痘ウィルスによって感染しますので

家族1人でも水ぼうそうになると抗体を保有していない家族は次々に感染してしまいます。

 

家族の場合は発症する数日前からすでに感染している可能性があるため、(潜伏期間は1317日)

ワクチン接種をおこなっても発症してしまうことがありますが、

接触後、72時間以内の接種で 約80%の発症を防止することができますので

場合によっては接種が必要となります。

 

※帯状疱疹の患者に接触した場合は水ぼうそうを発病することがあります

 

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